【初心者向け】花写真を編集してみよう!(梅の花編)



考える人
花の写真をおしゃれに編集するにはどうしたらよいのか?スマホで簡単に編集する方法を知りたい!

今回は、このような悩みを解消していきます。

 

本記事の内容

・花写真を編集しておしゃれに見せるポイント
・花写真をおしゃれに見せる3つの手順
STEP1:柔らかく優しいイメージを作る
STEP2:背景を淡くする
STEP3:花を強調する

 

編集のコツを理解して実践することで、誰でも、おしゃれ写真にすることができます。Lightroomアプリの無料版で使用できる機能のみを用いているので、どなたでも簡単に編集することができます。

 

shoji
5分で読めるので、最後まで読んでみてください。

 

 

レタッチを知ろう

レタッチってみんなしてるけど、そもそもなんのためにするんだっけ?という方は以下の記事でレタッチをは何かをまず理解しましょう!

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写真のレタッチとは何か。レタッチをすると何が良いのか。写真編集を始めるための必要知識やツールを簡単に紹介しています。ぜひ…

 

私自身が日頃レタッチをする際に参考にしているものを以下にまとめています!プロのカメラマンさんの作例や編集例を見てみると気づくことがたくさんあります。

 

私も日々、試行錯誤しながらレタッチをしていますが、詰まった時に見て「こういう方法もあったのか!」と毎回気づくものがあります。レタッチを始める前に一度参考にしてみるのがおすすめです!

Shoji no Blog

見たらすぐに実践できるレタッチの現況方法をご紹介しています。あなたが撮影した写真がより美しく、印象的にレタッチできるよう…

 

花写真を編集しておしゃれに見せるポイント

小田原の曽我梅林で撮影した梅の花を題材に編集をおこなっていきます。撮影にはオールドレンズのHerios44-2を使用しました。今回は、SNSなどに投稿しておしゃれに見えるよう、全体を優しい雰囲気にした写真に編集します

 

全体を優しい雰囲気にするために、背景に寒色系の色をのせます。その後、明瞭度を調整することで、花を引き立てます

 

編集前

 

編集後

 

花写真をおしゃれに見せる3つの手順

STEP1:柔らかく優しいイメージを作る

①全体の明るさを持ち上げる(「ライト」の編集)

 

最初に全体を柔らかく優しいイメージにするために、「露光量」を上げて、全体の明るさを持ち上げます。「露光量」を上げると白トビが発生する部分があるので、白トビ部分の色が戻ってくるように、「ハイライト」を調節します(露光量を上げた際に、暗い部分の色が見えなくなったので、今回は「シャドウ」も調整しています。)

 

編集ポイント
露光量:+1.2
ハイライト:+20
シャドウ:+20

 

②背景の色にを決める(「カラー」の編集)

 

次に背景の色味を決めるために、「WB」(色温度、色かぶり補正)の調整を行います。背景の色を決める際は、花の色の良さを活かせる色を選択するとメリハリが付きます。今回のように花が暖色系の場合、寒色が混ざった背景を用いるのがおオススメです。背景はSTEP2で細かく調整していきます。

 

編集ポイント
色温度:-15
色かぶり補正:+15

 

編集後

 

STEP2:背景を淡くする

背景の色をイメージに近づけるために、背景に水色、青色を足します。この写真では、左下に花があるので、「階層フィルター」は左上・右下・右上に引いていきます。各エリアの色や明るさに合わせて、足す色を変えるのが良いです。

 

① 左上

 

② 右下

 

③ 右上

 

編集後

STEP3:花を強調する

背景を淡く表現しているので、その中で花を強調します。「明瞭度」を大きく調整することで、柔らかく優しい雰囲気の中でも花が引き立つようになります

 

編集ポイント
明瞭度:+70

 

編集後

 

まとめ:花写真をおしゃれに編集しよう!

今回は、花の写真をおしゃれに編集する方法をご紹介しました。

花の写真は背景に色をのせることで、全体の雰囲気が大きく変わります。今回は、柔らかい雰囲気を出すために、背景に寒色系の色をのせました。暖色系の花と対になる色を用いたことで、メリハリのある写真になりました。

一方で、花と同系色の色をのせる場合でも、今回のように部分ごとに編集していくことで、暖かい印象にすることもできます