【初心者向け】メンズポートレートをかっこよく編集してみた!



こんにちはshojiです!

 

今回のレタッチは ”メンズポートレート” です。表参道のレンガ通りで撮影した写真を使用します。友人にも協力してもらい、被写体として撮影させていただきました。YoutubeでBTSの解説動画をあげているので、皆さんぜひチェックしてみてください!

 

Kanji (instagram:@tsutsukan1121)

YouTube

ボイストレーナーをしているカンジが「元の楽曲が10倍楽しくなる動画」をコンセプトにリアクション動画や楽曲解説で音楽が色…

 

レタッチの内容としては、ポートレート写真の基本的な編集内容になっています。ポートレート挑戦し始めました!みたいな方も読んで活用いただける内容になっているかと思います。

 

実際に編集した写真が以下になります(左:編集前、右:編集後)
おしゃれな建物もいかしつつ被写体を綺麗に見せることができました。

 

編集はスマホでも実践できる内容になっています!
ぜひ読みながら、一緒に実践してみてください。

 

本記事の内容
・Lightroomでの編集ポイント
・レタッチの手順
-STEP1:明るい部分、暗い部分を綺麗に見せる
【ライト、トーンカーブ】
-STEP2:被写体に合わせた色味に
【カラー、カラーミキサー、カラーグレーディング】
-STEP3:被写体をより綺麗に見せる
【テクスチャ、明瞭度、かすみの除去】
・まとめ
・関連記事

 

Shoji
今回はポートレートの基本的なレタッチになります!
ぜひいっしょに実践してみましょう!

 

 

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 Lightroomでの編集ポイント

 

今回はポートレート写真の基本的な編集方法をご説明します。

 

 

日の丸構図のシンプルなポートレート写真になるので、初心者の方でも編集しやすい内容になっています。街の中で撮影したポートレートで使えるものとなっています!

 

 

ポイントとして2点は以下の2つです!

被写体に合わせた色味に整えること
被写体が綺麗に写るようにライト、効果を編集すること
➣ 今回はイケメン被写体なので、少しクールでかっこいい印象にしています!

 

それでは実際に編集方法を見ていきましょう!

レタッチの手順

 

 

ここから実践したレタッチ方法をご紹介していきます。3STEPに分けて説明していきますので、あなたも一緒に編集してみてください!※パソコンの画面で紹介していますが、スマホのLightroomと機能は同じです。

 

STEP1:明るい部分、暗い部分を綺麗に見せる
【ライト、トーンカーブ】

※PC画面をお見せしていますが、アプリ版でも同様の機能があります。

まずは【ライト】の項目を編集していきます。

 

 

元の写真を見てみると、白とび、黒つぶれとまではいかないですが、明るすぎたり、暗すぎたりして見えづらくなっている箇所がありますね。

 

 

その場合は、次の項目を編集すると細部まで綺麗に写るようになります!
ハイライト:数値を下げると写真内の明るい箇所が細部まで綺麗に写るようになります。
シャドウ:数値を上げると写真内の暗い箇所が細部まで綺麗に写るようになります。

 

 

また、私は被写体が明暗差にメリハリがある写真が好きなので、「コントラト」を上げるようにしています。柔らかい雰囲氣がお好きな方は、「コントラスト」の値を下げてみましょう。

 

 

実際に編集した内容は以下になります。

編集ポイント
・コントラスト:+10
・ハイライト:-20
・シャドウ:+25
・白レベル:-10
・黒レベル:+20

 

 

【ライト】まで編集した写真がこちらです!
(左:元画像 右:編集後画像)

 

まだ変化が見えずらいですが、明るさ、暗さが少し抑えられ、メリハリをつけることができています。

 

 

続いて【トーンカーブ】の編集です。

※PC画面をお見せしていますが、アプリ版でも同様の機能があります。

 

先ほど、「コントラスト」をあげて、写真がくっきりと写るようにしました。一方で、【トーンカーブ】では、逆に柔らかみを持たせるように編集します。【トーンカーブ】は【ライト】の項目よりも詳細に編集することができます。

 

 

下図を見ていただくと、【トーンカーブ】が緩やかに曲線を描いていることがわかります。写真に柔らかさを持たせるためには、以下のように編集します。

 

 

編集ポイント
トーンカーブ上部:下に下げる
トーンカーブ下部:上に上げる

 

編集の内容が抽象的で申し訳ないですが、編集する位置によって写真の明るさが変化する場所が異なります。これは実際に動かしてみるのが感覚が掴めて良いです!

 

 

【トーンカーブ】まで編集した写真がこちらです!
(左:元画像 右:編集後画像)

 

 

編集前の写真と比較すると、写真全体に柔らかみを持たせることができました。

続いては、【カラー】の項目を編集していきます。

 

 

 

STEP2:被写体に合わせた色味に
【カラー、カラーミキサー、カラーグレーディング】


※PC画面をお見せしていますが、アプリ版でも同様の機能があります。

 

 

【カラー】(上図①)の項目を編集していきます!

 

 

背景に青色の建物がありますが、編集前の写真だと暗く写ってしまい、せっかくのおしゃれな建物が活かされていません。また、被写体にブルーの印象があった(当人が自分はブルベだと熱弁しておりました笑)ため、写真全体を被写体とマッチする色味に編集していきます。

 

 

そのため、【カラー】の項目では寒色が強くなるように編集します。基本的な【カラー】の項目では、大きく編集は行いません。彩度を修正し、写真全体の色味を強調します。

 

 

編集ポイント
自然な彩度:+15
彩度:ー10

 

 

【カラー】まで編集した写真が以下になります!
(左:編集前 右:編集後)

 

続いては、【カラーミキサー】の編集です。それぞれの色味ごとに色相、彩度、輝度を編集します。

 

 

色を個別で編集することには目的があります!今回の写真だと大きく2つに分けられます。

①被写体の肌の色味を綺麗に見せる:レッド、オレンジ、イエロー
②背景の色味を調整し、写真全体のイメージを合わせる:グリーン、シアン、ブルー

 

 

①から説明していきます。

編集前の状態だと、被写体の肌が明るさや周りの色に影響されて本来の色とは異なっている場合があると思います。(レフ板等で撮影時に工夫することもできますが)

 

 

今回の写真だと全体が少し暗めに写っているため、若干くすんだような印象を受けてしまいます。露光を引き上げるだけでも改善されますが、より自然に改善するためにもカラーミキサーで色を調整しましょう!

 


編集ポイント
レッド
色相:−20
彩度:+20
輝度:−20オレンジ
色相:+10
彩度:+10
輝度:+50イエロー
色相:+20
彩度:+10
輝度:+30

 

 

続いて②についてです。

こちらはシンプルです!背景が寒色系の色味の建物だったので、グリーン、シアン、ブルーの色味を調整し、背景全体の色味を整えていきます

 

 


編集ポイント
グリーン色相:+10
彩度:+10
輝度:+10シアン
色相:ー20
彩度:+10
輝度:+10ブルー
色相:ー20
彩度:+20
輝度:ー20

 

 

編集画面

 

 

 

【カラーミキサー】まで編集した写真が以下になります!
(左:編集前 右:編集後)

 

 

ここまでくると元写真との違いが大きく見えていると思います!
被写体の肌、背景の色味の違いを確認してみて下さい。

 

 

3:被写体をより綺麗に見せる
【テクスチャ、明瞭度、かすみの除去】

最後に【効果】の項目を編集していきます!

 

 

まず、「テクスチャ」の項目で被写体の肌を綺麗に仕上げます。「テクスチャ」物体の質感を調整できる項目です。値を下げると柔らかい表現になり、肌がとても綺麗に写ります。

 

 

編集ポイント
テクスチャ:-15
明瞭度:-10
かすみの除去:+15

 

 

編集を終えた写真が以下になります!
(左:編集前 右:編集後)

 

 

まとめ

今回はメンズポートレートのレタッチをやってみました。被写体と町の雰囲気がマッチして写真の完成度が一段と上がりました。

 

編集の内容は初心者の方でもできるように簡単なものになっています。以下の3STEPを意識して皆さんが撮影した写真をレタッチしてみて下さい!

-STEP1:明るい部分、暗い部分を綺麗に見せる
-STEP2:被写体に合わせた色味に
-STEP3:被写体をより綺麗に見せる

 

今回はここまで!