今回は、このような悩みを解消していきます。
本記事の内容
・「明るさ」が与える印象とは
・実際にどのように編集するの?
「明るさ」が与える印象を知ることで、写真のテーマに沿ったものに編集することができます。編集する方法も紹介しているので、読んだ後に実践してみてください。
写真の「明るさ」とは
写真にとって明るさは、全体の印象を決める上でとても重要です。
最近のデジタルカメラでは、自動で明るさを補正してくれるものが多くあります。また、その精度が非常に高いのも事実です。
しかし、必ずしもカメラが決めた明るさが適正であるとは限りません。 また、明るさを編集することで、様々な印象を与えることができます。
「明るさ」が与える印象とは
「明るさ」を高くする
「明るさ」を高くした場合には、”かわいい”や”ほのか”な印象を与えることができます。「明るさ」の度合いによって、与える印象が変わりますので、下の矢印を参照して下さい。
「明るさ」を低くする
一方で、「明るさ」を低くした場合には、”ノスタルジック”や”幻想的”といった印象を与えることができます。「明るさ」の度合いによって、与える印象が変わりますので、下の矢印を参照して下さい。
全体を暗くして、主体(下の例だと紫陽花)だけを少し明るくしたり、彩度を上げたりすることで主体を引き立たせることができますね。
「明るさ」を暗くした写真をいくつか載せていきます。
実際にどう編集するの?
Camera
使用しているカメラ上で、「明るさ」を編集するためには、「露出補正」という項目を編集します。「露出補正」は、プラスに補正すると写真が明るく、マイナスに補正すると写真が暗くなります。
私が使用している”OLYMPUS OMD EM-10 MarkⅡ”では、モードを選択した後、ダイヤルを回すことで、「明るさ」を変えることができます。
編集の方法はカメラそれぞれによって異なるので、マニュアル内で「露出補正」の項目を探しましょう!
Adobe Lightroom
Lightroom上では、ライトの要素内にある「露光量」の項目で、写真の「明るさ」を編集することができます。(トーンカーブでも全体の明るさを調整することができます。トーンカーブの使い方は別記事で紹介します。)
右に行くほど「明るさ」が高くなり、左に行くほど低くなります。スクロールバーで「露光量」の値を変えながら、自身のイメージする「明るさ」に編集しましょう。
まとめ
今回は、写真の「明るさ」が見ている人に与える印象とその編集方法について紹介しました。「明るさ」は写真の編集をする際に、多くの人が最初に編集する項目だと思います。
「明るさ」の度合いによって、受け手の印象が大きく変わるので、自身が伝えたい写真のイメージに一番合う明るさに編集しましょう!