こんにちはShoji(@BlogShoji) です!
あなたは写真を撮影する際に、光や陰についてどの程度意識しているでしょうか。何気なく、被写体が綺麗に写るからといって、常に太陽を背にして撮影していませんか?
被写体に差し込む光の方向によって、写真が与える印象は全く違ったものになります。逆に言えば、光を使いこなすことができれば、写真は大幅に上達します!
今回は、光の種類ごとの特徴やどういうシーンでしようするものかを簡単に説明していきます。
狙った印象で写真が撮影できない、、、
・光の種類
– 順光
– サイド光
– 斜光
– 逆光
– 拡張光
・まとめ
写真と光の関係
あなたは写真を撮影する際に、どのくらい光を意識しているでしょうか。色合いを気にして、光はほったらかしになっていませんか?
カメラは光があるから写真が撮影できるんです!色よりも光が大事なんです!!(色ももちろん大事です)
また、被写体に指す光の方向が変わるだけで、写真の印象は180度変わります。写真の印象を決める上で、非常に大事な要素なんですね。
逆に言えば、光の特徴を理解し、使いこなすことができれば、撮影する写真を狙った印象に表現することができます。私もこのことを学んでから、写真を撮ることがさらに楽しくなりました。
では、具体的な光の種類をご消化していきます!
光の種類
光が写真にとても大きく影響していることはお分かりいただけたでしょうか?
ここからは、具体的にどのような光の種類があるのかを紹介していきます。難しいことは1つもないので、1つずつ特徴をおさえていけると良いと思います!
順光
光が被写体を真正面から照らしている状態です。
順光は最も被写体の色を綺麗に表現できる光になります。明るい印象やポジティブな印象を与えることができます。
一方で、立体感や奥行きが減少し、コントラストが低くなり、全体が単調でべったりとした印象を与えてしまう側面があります。
ただ、被写体の色合いを最も表現できるのは順光になります。被写体の色合いを正確に、鮮やかに表現したいときに使用すると良いでしょう。
※太陽が後ろにあるので、自身の影が入らないように注意しましょう。
サイド光
光が被写体を横から照らしている状態です。
※ちょうどいい写真がなかったので、撮影したら更新していきます。
サイド光では、光が当たる部分と影に隠れる部分に差が生まれます。これにより、被写体の立体感や質感を表現することができます。
風景写真やテーブルフォトを撮影する際に、陰影がはっきりさせた方が、より印象的な写真にすることができます。
斜光
光が被写体をななめから照らしている状態です。
特徴はサイド光と同様です。しかし、サイド光に比べ立体感、質感が強調され、より印象的な写真になります。
テーブルフォトなどで、意図的に影が伸びている状態を作ると、より立体感がでます。順光と比較してみると違いが良くわかると思います。初心者にもできる簡単な手法ですので、ぜひチャレンジしてみて下さい。
1点注意するとすれば、撮影する時間です。意図的に影を撮影するということは、日が傾いていて、影が長い時間に撮影する必要があります。冬場はそもそも日が低いので、日中であれば問題ないと思います。一方、夏場は日が高いので、朝夕に撮影した方が良いかと思います。
逆光
光が被写体を後ろから照らしている状態です。
特徴としては、光が透過する被写体(花など)は色鮮やかに見え、きらきらと輝いているように見えます。一方で、光を透過しない被写体(人物など)は暗く陰になります。
逆光で写真を撮影すると、柔らかい雰囲気が出ます。また、背景に壮大な風景があると、ドラマティックな印象を与えることがきできます。
逆光で撮影した際は、被写体がとても黒くなってしまうので、Lightroomで露出補正をする必要があります。しかし、逆に言えば露出補正をすれば、被写体は見えるように修正できるます。まだチャレンジしたことない方も思い切って撮影してみましょう!
拡張光
曇りや雨の日で、被写体に直射光が当たらない状態です。
拡張光は光が当たることで、陰影が強くなってしまう場合に使用します。曇りや雨の日に当たっている光は基本的に拡張光になります。
そのため、全体として落ち着きがあり、しっとりした印象を表現することができます。梅雨時期の紫陽花なんかをイメージしていただけるとわかりやすいと思います。
まとめ
今回のまとめ
光の種類
・順光:光が被写体を真正面から照らしている
・サイド光:光が被写体を横から照らしている
・斜光:光が被写体をななめから照らしている
・逆光:光が被写体を後ろから照らしている
・拡張光:被写体に直射光が当たらない
参考図書
写真・レタッチを学ぶときには、本やサイトを参考にしながら手を動かすのが一番です!私が参考にしている本を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。